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【消費者の購買意識調査】イマだけの「限定感」が新商品購入の後押しに!新商品購入時の行動と意識を徹底分析


こんにちは、CCCMKホールディングスの加藤です。

前回実施した「新商品」に対する意識や行動調査について、ご覧いただきましたでしょうか?商品ジャンルによって「新商品」に対する消費行動が異なる様子や、一定数の人が「新商品」に対してワクワクしていることがよくわかりました。

今回は引き続き、「新商品」に対する意識や行動調査をさらに深掘っていきます。新商品をよく購買している人を対象に、<共創型オンラインコミュニティ>で「ついつい買いたくなっちゃう新商品」として、新商品を購買する際の具体的な行動や気持ちを尋ねました。

無料でダウンロードいただける資料には詳しい分析結果も掲載されていますので、ぜひご覧ください!

■こんな方にオススメ!
・新商品の販売促進を検討されている方
・食品、外食、生活用品のマーケティングご担当者さま
・リサーチ結果をもとに施策を行ってみたい方

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目次[非表示]

  1. 1.今回の調査概要
  2. 2.10代女性は新商品関与が高いが、商品を購買しているカテゴリーは限定的
  3. 3.新商品でも「限定品」であることが特に購入の後押しに
  4. 4.SNSを始めとした媒体で情報収集、複数媒体の使い分けも
  5. 5.まとめ

今回の調査概要

今回の調査では、「Vアンケート」によるリサーチと、お題からのインタラクティブなやり取りでアイデアやインサイトを抽出できる「共創型オンラインコミュニティ」を組み合わせた、クローズドコミュニティ型リサーチサービス「Vインサイトプラットフォーム」を活用しました。調査概要は以下の通りです。

リサーチ調査についての媒体資料はこちらからご覧ください。

媒体資料をダウンロードする

■Vインサイトプラットフォーム実施概要

<Vアンケート>

調査地域:全国
調査対象者:男女16~69歳のV会員
調査期間:2025年3月13日(木)~2025年3月19日(水)
有効回答数:1,494サンプル
※性別・年代別の構成が日本の人口構成比に近くなるようにサンプルを回収しています。

<共創型オンラインコミュニティ>
調査対象者:上記Vアンケート調査内で直近3ヶ月以内に新商品購入が一定以上、かつオンラインコミュニティ調査に参加表明した方
調査期間:2025年4月14日(月)~2025年4月21日(月)


有効回答数:12名
調査方法:共創型オンラインコミュニティ「Blabo!」での実施

10代女性は新商品関与が高いが、商品を購買しているカテゴリーは限定的

前回の「新商品」に対する意識や行動調査でも触れましたが、改めて次にこの3ヶ月で購入・注文した新商品を見ていきましょう。

「菓子類」が最も高く43.0%、その次に「飲料」「インスタント食品・レトルト食品・冷凍食品」が20%台で続いています。

購入・注文した新商品の平均カテゴリー数は、菓子類~化粧品の8カテゴリーある中で、平均で2.61カテゴリーという結果でした。男性30代、女子20代・50代は平均を超えていました。一方で、女性16-19歳は平均カテゴリー数が最も少ないという結果になっています。

女性16-19歳は前回のレポートから、「新商品と聞くとすぐ試したくなる」「新商品が並んでいるとワクワクする」などの意識が高く、新商品に対して高関与な様子が見られていましたが、実際は限られたカテゴリーで新商品購買しており、カテゴリーの広がりは少ないと言えそうです。

前回のレポートは下記からダウンロードください。

消費者の購買意識調査結果を無料でダウンロードする

新商品でも「限定品」であることが特に購入の後押しに

続いて、共創型オンラインコミュニティで新商品への関与度が高い人たちに対し、「ついつい買いたくなっちゃう新商品」というテーマで投稿を募集した内容を見ていきます。

集まった投稿をテキストマイニングで分析したところ、食品や飲料に関する投稿が多く「味」、「限定」を想起させるコメントも多かったです。“新商品“の多くを”限定品”と捉えて回答している様子がうかがえました
特に「桜」・「抹茶」などの季節限定品や期間限定品の新しい味に惹かれて購買している方も多いようです。

また、新商品を購買する際の気持ちは、多くは『とにかくテンションが上がる!』『気持ちが満たされる』といった「充実感・ポジティブな気持ち」で語られていました。
一部で『(なくなってしまうかもしれないから)早く買わないと!』という商品を買うことへの「焦燥感」を感じさせる意見も見られました。

前回のレポートでも、「ほしかった新商品や限定品が売り切れていた」という経験した人も多く見られていたので、そのような焦る気持ちも感じているのかもしれません。

前回のレポートは下記からダウンロードください。

消費者の購買意識調査結果を無料でダウンロードする

SNSを始めとした媒体で情報収集、複数媒体の使い分けも

続いて、新商品を購買する際の情報収集源について見ていきます。

新商品を探す際は、店頭/TV・CM/SNS・Webで情報収集している様子が見られました。
中でも、SNSで新商品について発信しているアカウントを参考にしているという投稿が複数見られました。
また、1つの媒体だけではなく、SNS・Web×店頭など複数の情報源を使って新商品を発見し、購買しているという人も一定数いるようです。

まとめ

今回の調査では下記のようなことがわかりました。

・新商品を買う際の後押しとなる商品特徴は「〇〇限定品」「コラボ商品」「増量商品」などがある
・新商品を買う際の気持ちは、充実感・ポジティブなものが見られる一方、「早く買わなければ」という焦燥感に駆られている人もいる

無料でご覧いただけますので、ぜひ調査結果レポートをダウンロードしてご覧ください!

■こんな方にオススメ!
・新商品の販売促進を検討されている方
・食品、外食、生活用品のマーケティングご担当者さま
・リサーチ結果をもとに施策を行ってみたい方

※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
※本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせよりご連絡ください。

加藤 美帆|マーケティングチーム
加藤 美帆|マーケティングチーム
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