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分譲マンション派と戸建て派の違いを分析!分譲派は新しいものに敏感、戸建て派はやりくり上手?


こんにちは、CCCMKホールディングスの北村です。

​​​​​​​不動産会社のご担当者さまの中には、ターゲット層を選定する際に、分譲マンションと戸建て居住者の特徴に応じてアプローチ方法を変えたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

弊社ではご夫婦やファミリー向け物件の訴求施策についてご相談も多くいただくことから、今回は「既婚」の  方に絞って、分譲マンション居住者と戸建て居住者の違いをデータから読み解いて分析していきます。

記事のもとになっているデータはこちらから無料でダウンロードいただけます。 
ダッシュボードではお手元で操作いただきながら分譲マンション派と戸建て派のライフスタイルや志向性の違いが見られるので、ぜひご覧ください。

■こんな方にオススメ!
・不動産業界のマーケティングご担当者さま
・分譲マンション居住者や戸建て居住者に絞ってアプローチを行いたい方
・ID-POSデータを活用した分析に興味がある方

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目次[非表示]

  1. 1.今回のデータについて
  2. 2.基本属性 
  3. 3.ライフスタイル
  4. 4.志向性   
  5. 5.併買情報  
    1. 5.1.冷凍食品 
    2. 5.2.アルコール飲料 
  6. 6.戸建て派と分譲マンション派で人物像は異なる 

今回のデータについて

今回使用するデータの抽出定義は、以下です。
期間:2022年12月1日~2023年11月30日
抽出元:多種多様なTポイント商圏内の日用品・食料品カテゴリの購買
対象者:全国・16~89歳(2023年4月1日時点)の男女

なお、本文にある(〇pt)の数値は、分譲マンション派と戸建て派を比較した場合の差分を表しています。

基本属性 

まずは基本属性に注目して見ていきます。

性別を見てみると、そこまで差はありませんが、分譲マンション派のほうが男性の割合がやや高め(+2.2pt)でした。

年代で見てみると、25~49歳までは戸建て派、50~69歳  は分譲マンション派の構成比が高くなっています。

このことから、子どもが同居している時期は戸建てで暮らし、子どもが巣立った際に分譲マンションに移り住むなどの可能性も考えられます。

ここからは、子育て世代でもある30~49歳に注目して詳しくデータを見ていきます。

ライフスタイル

まずはライフスタイル(※)から注目してみます。
※ライフスタイルアンケート:T会員のみなさまに、サイト上で任意で回答いただくアンケート情報

①同居家族について
・分譲マンション派:同居子どもなし(+0.9pt)    
・戸建て派:同居家族は父親母親が多い(父+8.3pt、母+10.5pt)

今回はどちらも既婚者であることが条件ですが、分譲マンション派の方が子どもなしの割合が高く、DINKs世代に購買されている可能性が高いといえます。

戸建て派は子ども、父親・母親との同居割合が高いことから、2世代や3世代での同居形態が多いのかもしれません。

②自家用車について
・分譲マンション派:1台(+17.7pt)、もしくは持っていないと回答した割合(+22.8pt)が高い
保有自動車タイプは、1位ミニバン・1BOX、2位自動車保有なし、3位軽自動車
・戸建て派:2台以上保有していると回答した方の割合が高い(+40.6pt)
保有自動車タイプは、1位ミニバン・1BOX、2位軽自動車

分譲マンションは2台以上となると追加の駐車場代がかかってしまうため、2台以上の保有者は低い可能性があります。
また、保有自動車タイプは分譲マンション派と戸建て派でそこまで差が出ませんでした。

③趣味について
・分譲マンション派:国内旅行好き(+6.1pt)、海外旅行好き(+8.4pt)
・戸建て派:車・ドライブ(+4.1pt)、園芸・ガーデニング好き(+3.6pt)

戸建て派は車やガーデニングなど自分が所有している土地を活かせそうな趣味の傾向が見られました。

志向性   

続いて志向性(※)について見てみます。
※志向性:衣食住遊働などを中心に多数の項目で実購買データから算出された推計値

①衣服
・分譲マンション派:コスパ重視(+8.4pt)
・戸建て派:素材重視(+4.5pt)

②住居
・分譲マンション派:都心好き(+0.5pt)
・戸建て派:郊外好き(+9.3pt)

③遊ぶ
・分譲マンション派:座席優先タイプ(+6.4pt)
・戸建て派:サブスク派(+3.6pt)

④食
・分譲マンション派:繁華街好き(+9.4pt)
・戸建て派:テイクアウト派(+4.3pt)

⑤共通
・分譲マンション派:健康意識が高い(+4.5pt)
・戸建て派:ポイント貯蓄型タイプ(+0.8pt)

⑥情報/販促
・分譲マンション派:比較検討タイプ(+4.5pt)
・戸建て派:リアル口コミタイプ(+2.7pt)

戸建て派は「衣:コスパ重視」「遊:サブスク派」「共通:ポイント貯蓄タイプ」など、お金に関して効率的にやりくりしているように見受けられます。

一方で分譲マンション派は「食:デパ地下好き」「共通:家事サービスを積極利用」など、お金をかけて生活の質を向上させる傾向がありそうです。   

併買情報  

最後にそれぞれのセグメントが併買  している食品・アルコール飲料を見ていきます。

冷凍食品 

まずは併買している冷凍食品に注目してみます。    

・分譲マンション派:日清「スパ王プレミアム」 、味の素「しょうがギョーザ」
・戸建て派:日本ハム「お肉で巻いたチーズ」、オーマイ「お弁当たらこスパ」

分譲マンション派はパスタや餃子など1人前ですぐに食べられる冷凍食品が多いのに対して、戸建て派はお弁当に使えそうな冷凍食品が多くランクインしていました。

アルコール飲料 

最後に、アルコール飲料に注目してみます。

・分譲マンション派:サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」、 キリン「スプリングバレー」
・戸建て派:サントリー「ほろよいカシスとオレンジ」、サッポロ「濃いめのレモンサワー」

分譲マンション派はビール系の購買が多くありました。なかでもプレミアムビールやクラフトビールなど、定番というよりこだわりを感じるビール商品の購買が多いのも特徴でした。

一方で戸建て派は、果実系の甘いチューハイを多く購買していました。

戸建て派と分譲マンション派で人物像は異なる 

CCCMKホールディングスのデータからさまざまな角度で分析することによって、戸建て居住者と分譲マンション居住者像には以下のような違いが見えてきました。

・分譲マンション派:比較的お金にゆとりがあり、新しいものに敏感な都会派、ビール好き  
・戸建て派:効率的に生活をやりくりして、生活の質を向上させたい郊外派、チューハイ好き   

また、こちらのコラムでは不動産の購買検討者にアプローチする手法も紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

関連:【不動産業界向け】購入/売却検討層を見極め!潜在顧客へのアプローチ方法もご紹介!  

今回の記事のもとになっているデータダッシュボードは下記から無料でダウンロードのうえ、お手元で操作しながらご覧いただけます。ぜひ不動産のターゲット選定やセグメント設計などのマーケティング戦略にお役立てください。

■こんな方にオススメ!
・不動産業界のマーケティングご担当者さま
・分譲マンション居住者や戸建て居住者に絞ってアプローチを行いたい方
・ID-POSデータを活用した分析に興味がある方

※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。


北村萌|マーケティングチーム
インサイドセールスでの経験を活かしながら
「CCCMKホールディングスのデータって面白い!」
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