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【2025年最新】湖池屋がTOP3を独占!ポテトチップスの総合ランキングを年齢別にデータ分析


こんにちは、CCCMKホールディングスの加藤です。

スナック菓子の定番「ポテトチップス」ですが、各メーカーからフレーバーやじゃがいもにこだわった商品が数々発売されています。今回はVポイント会員の購買データをもとに、15~69歳を対象にポテトチップスの1歳刻みランキングを分析しました。

記事のもとになっている資料とデータは無料でダウンロードいただけますので、ポテトチップスの購買傾向をぜひご覧ください。


ポテトチップスの1歳刻みランキングをダウンロードする


■こんな方にオススメ!
・お菓子・スナック業界のマーケティングご担当者さま
・新商品の企画・開発をされている商品企画ご担当者さま
・データ分析でターゲット層を明確化したい方

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目次[非表示]

  1. 1.今回使用するデータの概要
  2. 2.年齢別 ポテトチップス総合ランキングTOP30
  3. 3.今や定番!フレーバーが特徴的なポテトチップスの人気は?
    1. 3.1.日本ケロッグ プリングルス「サワークリーム&オニオン」
    2. 3.2.湖池屋「すっぱムーチョ さっぱり梅
    3. 3.3.山芳製菓「わさビーフ」
  4. 4.ポテトチップス市場を購買データから読み解く

今回使用するデータの概要

今回使用するデータの抽出定義は、以下です。

期間:2024年7月1日~2025年6月30日
抽出元:多種多様なVポイント提携先の購買データ
対象者:全国・15~69歳の男女(満年齢基準日:2025年4月1日)

年齢別 ポテトチップス総合ランキングTOP30

まずは男女総合ランキングTOP30を見ていきます。

総合ランキングのTOP3を湖池屋が独占しており、1位は「ポテトチップス のり塩」、2位は「ポテトチップス じゃがいもと塩」、3位は「ポテトチップス 金のコンソメ」と、長年愛され続けてきた定番フレーバーがランクインしました。

4位にはヤマザキビスケット「チップスターS うすしお味」がランクインしています。年齢を重ねるごとにランキングが上昇し、47~49歳と67~69歳の層では2位に浮上しました。あっさりとした塩味と食べやすい形状が、幅広い世代に支持されている理由といえそうです。

総合ランキングを見てみると、湖池屋の強さが光る一方で、年齢や性別によって支持される商品に違いがありそうです。

今や定番!フレーバーが特徴的なポテトチップスの人気は?

ポテトチップスといえば「うすしお味」や「コンソメ味」が王道ですが、近年は個性的なフレーバーも定番化し、多くのファンを獲得しています。ここでは、いわゆる“変わり種”として人気を集める商品を見ていきます。

日本ケロッグ プリングルス「サワークリーム&オニオン」

総合ランキング6位は、日本ケロッグのプリングルス「サワークリーム&オニオン」。酸味とコクが絶妙にマッチした味わいは、長年多くのファンに支持されています。

年齢別で見ると、23~41歳では1~3位と常に上位にランクインしており、この世代から特に強い支持を得ていることがわかります。ただし、40代以降になると順位は徐々に下降していく傾向にありました。

性別で見ると男性人気が高く、特に25~34歳の男性では堂々の1位を獲得しました。サワークリームの酸味とオニオンのうまみが合わさった濃厚な深い味わいが、特に20~30代男性に支持されているようです。

湖池屋「すっぱムーチョ さっぱり梅

総合ランキング8位は、湖池屋の「すっぱムーチョ さっぱり梅」。酸味の効いたフレーバーがクセになる一品で、15~34歳では1~4位をキープするなど、特に若年層の支持が際立ちます。15~34歳では1~4位をキープ

中でも女性人気が圧倒的で、15~25歳の女性では堂々の1位に輝きました。口に入れた瞬間に広がる梅のさわやかな酸味と軽快な後味が、若い世代の女性に支持されているのかもしれません。

山芳製菓「わさビーフ」

総合ランキング25位は、山芳製菓の「わさビーフ」。ポテトチップスにわさびの辛みとビーフの旨みを組み合わせたユニークな味わいで、他の商品にはない強い個性が光ります。

年齢別に見ると17~39歳の間では13~17位を安定的にキープしており、30代後半までの世代から安定した人気がうかがえます。しかし40代に入ると順位は下降し、世代が上がるにつれて選ばれにくくなる傾向が見られます。

性別で見ると男性からの支持が高く、特に35歳男性では10位まで順位を上げる結果となりました。刺激的なわさびの辛さと濃厚なビーフの旨みのバランスが「ガッツリ食べたい」男性層に響いているようです。


ポテトチップス市場を購買データから読み解く

ポテトチップス1歳刻みランキングを分析してみるとこのような発見がありました。

・ポテトチップス総合ランキングTOP30では、湖池屋がTOP3を独占
・「チップスターS うすしお味」は中高年層で上位に入り、女性人気も高い傾向
・プリングルス「サワークリーム&オニオン」が20〜30代男性人気
・「すっぱムーチョ 梅」は10〜20代女性人気
・「わさビーフ」は10~30代後半男性人気

このように、購買データや属性データを掛け合わせた分析は、CCCMKホールディングスが約1.3億人(有効ID数)の属性・購買データをシングルIDで管理しているからこそできることです。

販促やターゲット層の可視化においては、こうした「年代×性別×フレーバー」の分析が役立ちます。

分析の媒体資料は下記からご覧ください。
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また、無料でダウンロードできるTableauダッシュボードでは、ご紹介していないポテトチップスのランキングもご覧いただけます。

ポテトチップス市場の分析に役立つデータなので、ぜひダウンロードください!

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加藤 美帆|マーケティングチーム
加藤 美帆|マーケティングチーム
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