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ブランディングとは?必要な理由や導入手順、成功事例を解説

マーケティングや営業の担当者であれば、ブランディングという言葉を耳にすることも多いのではないでしょうか。しかし、その言葉を聞いたことはあっても、抽象的で意味がよくわからないという人もいるかもしれません。
本記事では、ブランディングが必要な理由や種類、ブランドの構成要素について解説します。あわせて、ブランディングの導入手順や成功事例などについても紹介します。

目次[非表示]

  1. 1.ブランディングとは、企業・商品のブランドの価値を高める取り組み
    1. 1.1.ブランディングが必要な理由
    2. 1.2.ブランドを形成する要素
    3. 1.3.ブランディングの種類
      1. 1.3.1.インナーブランディング
      2. 1.3.2.アウターブランディング
  2. 2.ブランディングの手順
    1. 2.1.1. 環境分析
    2. 2.2.2. ブランドの方向性の決定
    3. 2.3.3. ブランド価値の設定
    4. 2.4.4. ブランド名・ロゴの作成
    5. 2.5.5. タッチポイントの決定と施策の実施
    6. 2.6.6. ブランド認知度の検証
  3. 3.ブランディングに役立つCCCMKホールディングスのサービス
    1. 3.1.Blabo!とは
    2. 3.2.ID-POS分析とは
  4. 4.CCCMKホールディングスが支援したブランディングの成功事例
  5. 5.調査・分析サービスも活用し、ブランディングを成功させよう

ブランディングとは、企業・商品のブランドの価値を高める取り組み

ブランディングとは、企業や商品のブランドを認知してもらい、価値を高める取り組みのことです。顧客が「◯◯が欲しい」と思ったときに、自社ブランドを想起してもらうことを目的として、多くの企業が取り組んでいます。
「◯◯といえば、このブランド」といったイメージが顧客に定着すると、企業・商品への愛着や思い入れを持ってもらいやすくなります。つまり、ブランディングが成功すると、競合企業との差別化が可能になるのです。

ブランディングが必要な理由

 多くの企業がブランディングに取り組む理由は、大きく分けて2つあります。
1つ目の理由は、中長期的に顧客を獲得できるからです。ブランディングが成功し、顧客に「◯◯といえばあの店(商品)」といったイメージを定着させられると、商品選択の際に購買の候補に入る可能性が高まります。そうなれば、テレビCMや新聞広告などの広告費を多少抑えても、顧客を獲得し続けることが可能です。
 
2つ目の理由は、ブランドが確立されると利益率を高く保てるためです。ブランドの価値を高めて競合企業との差別化ができると、価格競争をする必要がなくなります。つまり、競合企業が価格を下げても追随して価格を下げる必要がありません。これにより、利益率を高く保ったまま、顧客を獲得し続けられるのです。

ブランドを形成する要素

ブランドというと、企業や商品などの「名称」や「ロゴ」「ブランドカラー」が思い浮かびます。もちろん、それらはブランドを形成するうえで重要な要素です。しかし、競合企業と差別化し、顧客に企業イメージを想起してもらうためには、「ブランドメッセージ」が欠かせません。そのため、最近ではブランドメッセージをショートムービーにしてウェブ上に公開する企業も多くあります。

ブランディングの種類

ブランディングは、誰にブランディングするかによって「インナーブランディング」と「アウターブランディング」に分かれます。それぞれ、下記のような効果を発揮します。

インナーブランディング

ブランディングというと、社外に向けた発信を想像する人が多いかもしれません。しかし近年は、「社内」の従業員に向けたインナーブランディングを重視する企業が多くなっています。
インナーブランディングは、社内に自社の理念・価値観・ビジョンなどを浸透させることを目的に行います。日々の業務の理解度も深まり、従業員のモチベーションを向上させるだけでなく、従業員の社外の関係者への応対が、ブランドイメージに沿ったものに変わることも期待できます
顧客は、従業員の態度・行動によって、企業やブランドの評価を行うので、ブランディングを成功させるためには、インナーブランディングで従業員一人ひとりがブランドビジョンを理解し、それを業務に反映させることも重要なのです。

アウターブランディング

アウターブランディングとは、顧客などの「社外」に向けたブランディングのことです。企業や商品・サービスのブランドを顧客に認知してもらい、最終的に商品・サービスを購買してもらうことを目的としています。従来はテレビ・ラジオのCMや新聞広告が主流でしたが、近年ではウェブサイトやSNSなどでの発信に注力する企業も増えています。
上記でも解説しましたが、アウターブランディングによってブランドイメージが定着すると、売上増加につなげることが可能です。さらに、「このブランドの◯◯なイメージが好き」「コンセプトに共感する」といった理由で、採用活動でも有利になる可能性があります。大きなコストをかけなくても求職者が集まり、優秀な人材の確保につながるかもしれません。

ブランディングの手順

商品やサービスを高品質にすることは重要ですが、それだけでブランディングが自然に作り上げられるわけではありません。他社と差別化して競争力をつけるには、戦略的にブランディングを設計することが重要です。ここでは、ブランディングの手順をステップごとに紹介します。

1. 環境分析

ブランディングで最初に行うのは、自社の強み・弱みなどの「内部環境」と、顧客のニーズや市場といった「外部環境」を把握することです。内部環境と外部環境を分析する際は、一般的には下記のフレームワークが用いられます。

■企業の内部環境・外部環境を分析するための代表的なフレームワーク

2. ブランドの方向性の決定

自社を取り巻く経営環境を分析できたら、ブランドの方向性を決めます。ここでは「誰に」「何を」「どのように」価値を提供するのかを明確にすることが重要です。
また、消費者や顧客にブランドの価値をわかりやすく伝える「ブランドコンセプト」の言語化や、定着させたいイメージである「ブランドアイデンティティ」の設定も行います。

3. ブランド価値の設定

ブランドの価値とは、商品そのものの価値とは別に、ブランドが顧客に与える「喜び(満足感・優越感)の度合い」のことです。
顧客は同じ価格・同じ性能の商品であっても、満足感や優越感がより大きいブランドの商品を選びます。そのため、どのようなブランド価値を打ち出していくかを決定することも重要です。ブランドの価値は、大きく下記の4つに分類できます。
 
<ブランド価値の分類>
・実利価値:品質、性能、使いやすさ、利用用途の広さ
・感性価値:デザイン、ブランドイメージ
・情緒価値:使用後・体験後のポジティブな印象・感情
・共鳴価値:自己表現や社会実現を満たす喜び

4. ブランド名・ロゴの作成

視覚的に顧客にブランドを印象付けるのが、ブランド名とロゴです。ブランド名やロゴは、商品パッケージはもちろん、プロモーション活動のあらゆる媒体に露出します。
そのため、顧客に認識されやすく、ブランドの価値観やコンセプトが反映されたものにすることが重要です。

5. タッチポイントの決定と施策の実施

タッチポイントとは、想定顧客とブランドとの接点のことです。最近はテレビCMやウェブ広告、Twitter、Instagram、YouTubeなど、タッチポイントは多種多様になっています。
想定顧客がどの媒体を利用しているのかを把握し、効果的なタッチポイントを決め、顧客へのメッセージを効果的に伝える施策を実施していくことが重要です。

6. ブランド認知度の検証

施策を実施したら、定期的にブランド認知度を検証します。想定顧客にブランドが認知されているか、どのようなイメージを持たれているかを調査するのです。
ブランド認知度の調査・検証には、主に下記の方法があります。
 
<ブランド認知度の代表的な調査・検証方法>
・ネットリサーチ
・郵送調査
・街頭調査
 
調査・検証の結果によっては、より効果的なブランディングをするためにタッチポイントや施策を見直しましょう。

ブランディングに役立つCCCMKホールディングスのサービス

ここでは、ブランド策定のためにご活用いただける、CCCMKホールディングスが提供するサービス「Blabo!」と「ID‐POS分析」をご紹介します。

Blabo!とは

Blabo!とは、「生活者の本音」からインサイトを導き出すためのコミュニケーションプラットフォームです。
企業が知りたい内容を、生活者が回答しやすい「お題」として掲載し、ウェブサイトやアプリを通じて生活者の声を集めることができます。
Blabo!では今のブランドに対するイメージを収集して、分析することで打ち出していくブランドイメージを策定することができます。

■Blabo!のイメージ

ID-POS分析とは

CCCMKホールディングスでは、約1.3億人のT会員のPOSデータを活用して、自社商品購買者の分析やアプローチ対象の策定を行うことが可能です。
 
POSデータだけではなく、それに紐付く属性情報やアンケート情報もあるため、POSデータだけではわからない購買者の人となりの可視化や、実購買をもとにした施策の効果検証なども行うことができます。

CCCMKホールディングスが支援したブランディングの成功事例

CCCMKホールディングスでは、サービスやリサーチを活用したブランド策定だけでなく、蔦屋書店などの「場」を活用してブランドイメージを伝えることもできます。
 
とある食品メーカーさまのお取組みでは、商品のアプローチ対象が「ていねいな暮らし」を送っている方だったので、その方々に商品のブランドイメージを伝えるためのコピーライトや映像の作成から、蔦屋書店でのイベントまでのプロモーションプラン設計を行いました。
上記でご紹介したID-POS分析などでアプローチ対象の策定を行い、「ていねいな暮らし」との親和性の高い蔦屋書店という場を活用して、インフルエンサーを起用したトークセッションや、商品の試食会なども行うことで、イメージだけでは伝わりづらい部分を直接お伝えすることができました。
 
直接ブランドイメージを伝えたいという場合は、店頭を活用したイベントについてもご相談ください。

調査・分析サービスも活用し、ブランディングを成功させよう

ブランディングが成功すると、競合企業と差別化でき、中長期的な顧客獲得、利益率の向上に大きな効果があります。しかし、ブランディングを実施するのは容易ではなく、施策の実施と効果検証の繰り返しが必要です。そのため、自社だけでブランディングを行うと、想定以上のコストと時間がかかってしまうことも珍しくありません。
上記でご紹介したとおり、CCCMKホールディングスでは多くの企業でブランディングのサポートを行っています。ブランディングにお困りの際には、ぜひお問い合わせください。

本記事を引用・転載をご希望の方は、事前にお問い合わせよりご連絡ください。

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