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Z世代の生活満足度別で意識調査!満足度が低いと結婚願望は低い?

こんにちは、CCCMKホールディングスの北村です。

Z世代調査シリーズ第1弾、時間の使い方・SNS利用編では、高校生・大学生・社会人に分けて時間の使い方やSNSの利用実態を分析しました。

関連:Z世代のSNSの利用実態を調査!生活満足度が高いのは 1時間以上利用しているSNSがない人? 

今回は第2弾として同様の「生活に関するアンケート調査」から、Z世代が現在の生活にどの程度満足しており、その満足度の違いがどのように生活に影響を与えているのか解説します。

資料では詳しい分析結果やZ世代向けのアプローチ施策をまとめているので、ぜひご覧ください!

■こんな方にオススメ!
・Z世代の意識について興味がある
・Z世代向け施策を検討している
・データをもとにZ世代向け商品、サービスの開発を行いたい

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目次[非表示]

  1. 1.今回の調査概要
  2. 2.5年後にありたい生活満足度は「現在+20点」のジャンプアップ
  3. 3.現在満足度L層・M層はお金への不安がH層よりも強い
  4. 4.結婚や子どもは絶対ではないZ世代、中でもL層は願望が低め
    1. 4.1.Z世代の生活満足度はお金・ライフスタイル意識に影響がある

今回の調査概要

今回のリサーチ結果の調査概要は以下です。

調査地域:全国
調査対象者:男女16~24歳のT会員 
調査期間 :2024年2月13日(火)~2024年2月19日(月)

5年後にありたい生活満足度は「現在+20点」のジャンプアップ

まずは、Z世代に100点満点で答えてもらった「現在の生活への満足度」と、「5年後にありたい満足度」を見ていきましょう。

Z世代全体の現在の生活満足度は「71点~80点以下」が21.5%で最も多い結果になりました。50点以下を満足度L層、51点~80点以下を満足度M層、81点以上を満足度H層で区分して見てみます。

現在の生活への満足度はM層が53.1%と半数以上を占めていますが、5年後にありたい生活満足度ではH層が55.1%と半数を超えています。特に、現在の生活満足度H層の割合+約39.3ptであることから、より満足度を高めたいことがわかります。

現在満足度L層・M層はお金への不安がH層よりも強い

現在満足度HML層別に、「お金に対する意識」を見てみると、どの層でも「いざというときのためにある程度お金は貯めておきたい」が最も高い結果となっています。
Z世代はお金に対する不安への備え意識が高いことが分かりました。

それに続く項目として、「漠然と将来のお金に対する不安がある」がL層では2位、M層では3位、と上位に入ってくるのが特徴です。
一方で、H層では「経験や体験のためにはお金をかけても構わない」という付加価値に対してお金を惜しまない様子が見られているので、生活満足度と体験価値が影響しあっている可能性が考えられます。

結婚や子どもは絶対ではないZ世代、中でもL層は願望が低め

続いて、家族観に関する項目を見ていきましょう。
「将来、必ず結婚したい(すでに結婚している)」はZ世代全体で50.7%、「将来、必ず子どもが欲しい(すでに子どもがいる)」は44.3%とZ世代は結婚や子どもを絶対視していない様子がわかります。

現在満足度別での回答で見るとL層は「将来、必ず結婚したい(すでに結婚している)」が42.4%(全体-8.3pt)、「将来、必ず子どもが欲しい(すでに子どもがいる)」が35.6%(全体-8.7pt)と、結婚願望や子どもを欲しい気持ちが低いことがわかります

この結果から「現状に満足しているから結婚や子どもはいなくても良い」というよりは、「現状に不安や不満があって、結婚願望や子どもが欲しいとまで思えない」という可能性がありそうです。

Z世代の生活満足度はお金・ライフスタイル意識に影響がある

今回はZ世代の現在の生活への満足度別に、「お金に対する意識」や「ライフスタイル意識」に焦点を当て、一部の項目をご紹介しました

なお、全3回にわたり、Z世代に関する調査コラムを連載していきますのでそちらもあわせてご覧ください。
公開後は以下リンクからもコラムへアクセスいただけます!
第1回:Z世代の時間の使い方・SNSの利用実態  
・第3回:Z世代の購買行動

CCCMKホールディングスではZ世代に向けマーケティングのご相談も承っています。
こちらの資料では、今回のコラムに掲載しきれていないHML層別の基本属性や仕事観、調査結果サマリー、Z世代マーケティング手法をご紹介しています。
無料でダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください。

■こんな方にオススメ!
・Z世代の意識について興味がある
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・データをもとにZ世代向け商品、サービスの開発を行いたい

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北村萌|マーケティングチーム
インサイドセールスでの経験を活かしながら
「CCCMKホールディングスのデータって面白い!」
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