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顧客行動を可視化!Vポイントアプリ×位置情報データの効果的な活用方法とは?


こんにちは、CCCMKホールディングスの加藤です。

スマートフォンの普及により、位置情報データ(ロケーションデータ)はマーケティングの重要資産となりました。ユーザーの「今いる場所」や「過去の行動」をもとにした分析・アプローチは、広告・販促の精度を飛躍的に高めます。本コラムでは、Vポイントアプリの位置情報データや活用事例、エリアマーケティングのお悩み解決策など、実践に役立つ情報を紹介します。

Vポイントアプリの位置情報データや活用方法については、資料でもご説明しておりますのでぜひご覧ください。

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■こんな方にオススメ!
・エリアマーケティングを企画中の方
・位置情報データを活用した施策に興味のある方
・顧客の状態に合わせたアプローチ施策をしたい方

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目次[非表示]

  1. 1.位置情報データとは?
    1. 1.1.全国各地の行動履歴が見える
    2. 1.2.各地点の特徴が見える
    3. 1.3.地点訪問者の広告効果が見える
  2. 2.エリアマーケティングでよくあるお悩み
    1. 2.1.居住地だけではなく、来訪者の特徴や人となりでセグメントしたい
    2. 2.2.地域や観光地を活性化させるプロモーション施策を行いたいけど具体施策イメージがわからない
  3. 3.エリアマーケティングのお悩み解決策
    1. 3.1.来訪者の分析で、“今そこに来ている人”の人物像を可視化
    2. 3.2.時間軸の分析で、“いつ・誰が・なぜ来たのか”を深掘り
    3. 3.3.来訪者データを活用した広告配信で、効果的に観光促進・地域活性化
    4. 3.4.広告の効果検証で、施策の改善ポイントが見える化
  4. 4.活用事例:下関駅エリアのにぎわい創出
  5. 5.位置情報データは「行動を知る」強力なマーケティング資産

位置情報データとは?

位置情報データ(ロケーションデータ)とは、スマートフォンやGPS機能付きの端末から取得できる「今どこにいるか」を示す情報のことです。具体的には、緯度・経度や、訪れた場所、移動の履歴などが含まれます。

このデータは、お店の混雑状況の予測や、地域ごとの人の動きの把握、広告配信などにも活用されており、近年ではマーケティングや防災などさまざまな分野で注目されています。

次に、Vポイントアプリから取得したV会員の位置情報データの特徴について紹介します。

全国各地の行動履歴が見える

情報データを分析すると、全国各地の人々が「どこから来て」「どこへ向かったか」といった行動履歴を把握できます。

たとえば、観光地や商業施設に訪れた人の居住エリアや、その後の移動先などを可視化することができ、マーケティングや都市開発の判断材料として活用されています。

各地点の特徴が見える

位置情報データを活用すると、特定の場所に「どんな人が訪れているか」や「どのような消費行動をしているか」といった情報を把握できます。
たとえば、商業施設や観光地に訪れる人の年代や居住地、来訪頻度などを分析することで、各エリアの特性やターゲット層の傾向を可視化することが可能です。

地点訪問者の広告効果が見える

位置情報データを活用すると、「いつ・どこで配信した広告が効果的だったか」を来訪データから検証できます。

たとえば、特定の店舗や施設に訪れた人の動きを分析することで、広告接触後の来店傾向やキャンペーンの効果測定が可能になります。

エリアマーケティングでよくあるお悩み

エリアマーケティングでこのようなお悩みはありませんか?

居住地だけではなく、来訪者の特徴や人となりでセグメントしたい

広告や販促施策を検討する際に、単なる「どこに住んでいる人か」だけでなく、「どんな目的で訪れているのか」「どういったライフスタイルや興味関心を持っているのか」など、来訪者のより深い人物像を把握したいという課題を感じていませんか?

居住地データだけでは見えにくい、本当のターゲット層に迫るセグメント設計が近年のマーケティング施策ではとても重要です。

地域や観光地を活性化させるプロモーション施策を行いたいけど具体施策イメージがわからない

地方創生や観光客の誘致を目的にプロモーションを検討しているものの、「誰に・いつ・どんな情報を届ければ効果的か」が明確にならず、施策設計に悩んでいませんか?

データをもとに訪問者の属性や行動傾向を可視化することで、地域の魅力を的確に伝えるターゲティング施策が可能になります。

エリアマーケティングのお悩み解決策

CCCMKの位置情報データではV会員のデータを基にした分析や広告配信が可能です。
さらに、継続的に検証できるスキームも構築しているので、PDCAを回しながら施策を実施いただけます。

CCCMKの位置情報データについては、資料をご覧ください。
位置情報データの資料をダウンロードする

実施可能な施策について、詳しくご紹介します。

来訪者の分析で、“今そこに来ている人”の人物像を可視化

従来の居住地ベースのセグメントでは捉えきれなかった「実際にその場所に訪れている人」の性年代・居住地・推定興味関心などを把握することで、リアルなターゲット像を描くことが可能になります。

例えば、「平日はビジネスマン、週末はファミリー層が多い」といった傾向を可視化でき、適切なプロモーション設計や商品展開に活用できます。

時間軸の分析で、“いつ・誰が・なぜ来たのか”を深掘り

特定の時間帯や曜日、シーズンによって来訪者の属性や行動傾向は大きく変化します。

時間軸を踏まえた分析により、「イベント開催時に20代女性の来訪が急増」「雨天時は地元のシニア層が中心」などの傾向を把握し、最適なタイミングで訴求する戦略立案が可能になります。

来訪者データを活用した広告配信で、効果的に観光促進・地域活性化

「どのようにプロモーションすれば観光客が増えるのか分からない」といった課題に対しては、実際に地域や観光地を訪れた人のデータを活用した広告配信が有効です。

例えば、過去に特定のエリアを訪れた人や、旅行・レジャーに関心のある人に対して、Webメディア上でピンポイントに広告を配信します。来訪意欲の高い層にリーチできるため、無駄のない訴求が可能です。

広告の効果検証で、施策の改善ポイントが見える化

広告を配信した後は、どのエリアからどのような人が実際に訪れたのかを来訪データで検証が可能です。

「〇月のキャンペーンでは首都圏からの20〜30代女性が増加」など、具体的な成果が可視化できるため、次回施策の改善やスポンサーへの効果報告にも活用できます。

活用事例:下関駅エリアのにぎわい創出

位置情報データの活用事例として、過去にお取り組みを行ったリージョナルマネジメントさまの「下関駅エリアのにぎわい創出」にむけた調査・分析施策をご紹介します。

関連:株式会社リージョナルマネジメント事例|下関周辺来訪者約26,000人を対象に調査・分析!データに基づいてエリアのにぎわい創出を支援

・施策
約26,000人を対象に、下関駅エリアのにぎわい現状や地元スポーツ球団による活性化に関するアンケートを実施しました。
指標として駅利用満足度、Vポイントデータから算出したにぎわい指数を設定し、位置情報データで人流を分析。来訪傾向や移動ルートを明らかにし、地域の特性・課題を検証しました。

・効果
感覚的だった地域のにぎわいを数値で可視化することで、集客力の高いエリアや来訪者層が明確になり、イベント企画や施設誘致などの戦略立案が容易になりました。

■レポートイメージ(駅前のにぎわい調査)

位置情報データは「行動を知る」強力なマーケティング資産

位置情報データは顧客の実際の行動パターンを把握できるため、深い顧客理解と効果的なパーソナライズ施策の実現に欠かせないマーケティング資産です。

V会員のデータと位置情報を組み合わせることで、個々の顧客の嗜好や行動履歴に基づいた精度の高いターゲティングが可能となり、高い広告効果や顧客満足度向上が期待できます。

Vポイントアプリから取得した位置情報データについて、まずは資料ご覧ください。

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■こんな方にオススメ!
・エリアマーケティングを企画中の方
・位置情報データを活用した施策に興味のある方
・顧客の状態に合わせたアプローチ施策をしたい方

加藤 美帆|マーケティングチーム
加藤 美帆|マーケティングチーム
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