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「購買データ×生成AI定性調査」を用いたコンセプト受容性調査の実例を紹介!睡眠改善グミを題材にしたインサイト深掘りレポート


こんにちは、CCCMKホールディングスの根本です。

近年、市場や顧客行動が複雑化する中で、デプスインタビューは定量データだけでは捉えきれない「背景や本音」を深く理解できるため注目されています。一方で、時間・コストやリクルーティング、分析の負担が大きく、特に対象を絞った調査では実施のハードルが高くなりがちです。

CCCMKホールディングスでは、そのような課題を解消できる、購買データ×定量調査× 生成AIを活用した定性調査(DepthX※)のハイブリッド型リサーチ「デプスル」を提供しています。
※DepthXとは、GMOユーザーリサーチプラットフォーム株式会社が提供するサービス(特許出願中)です。

今回は、健康意識の高まりとともに関心が広がっている「睡眠改善」領域について「デプスル」でコンセプト受容性調査を実施し、顧客のインサイトを明らかにしました。調査対象は、「睡眠」カテゴリ顕在層(睡眠サポート系食品・日用品、睡眠関連雑誌・書籍を購買しているV会員)です。
睡眠改善に関する調査結果が気になる方、商品開発や研究開発ご担当の方はぜひご覧ください。

詳しい分析結果が載ったまとめ資料は、以下より無料でダウンロードできます。

睡眠改善グミを題材にしたインサイト深掘りレポート

■こんな方にオススメ!
・定性インタビューを実施したいがコスト・スケジュール面で懸念がある方
・商品開発や研究開発に従事されている方
・コンセプト調査に興味がある方

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目次[非表示]

  1. 1.今回の調査概要
  2. 2.現実と理想の睡眠時間には1時間以上のギャップ
  3. 3.睡眠に対する考え方では「健康維持意識層」が最多、「睡眠の質にお金を惜しまない層」は実際には少ない
  4. 4.【手軽に睡眠の質追及層】では「サプリメントや健康食品」が上位に食い込む
  5. 5.睡眠の質を改善したい理由は「日中への危機感」
  6. 6.商品コンセプト評価は“手軽さ”が鍵
  7. 7.まとめ
  8. 8.コンセプト受容性調査には「デプスル」

今回の調査概要

今回は購買データ×定量調査(Vアンケート) × 生成AIを活用した定性調査(DepthX)のハイブリッド型リサーチ「デプスル」によるリサーチを行いました。調査概要は以下の通りです。

■実施概要
調査地域:全国
調査対象者:男女20~69歳のV会員かつ「睡眠」カテゴリ顕在層
※睡眠改善・睡眠サポート系食品・日用品、睡眠関連雑誌・書籍などの購買者
調査期間 :2025年11月26日(水)~12月2日(火)
有効回答数:Vアンケート 1,931サンプル/DepthX 548サンプル
※スクリーニング調査は性別・年代別の構成が「睡眠」カテゴリ顕在層の人口構成比に近くなるようにサンプルを回収しています。
※DepthXは均等割付で回収しています。

・リサーチをご希望の方はこちらからお問い合わせください
・定量調査(Vアンケート) × 生成AIを活用した定性調査(DepthX)のハイブリッド型リサーチ「デプスル」実施をお考えの方はこちら

まずはVアンケート(定量調査)の結果を見ていきます。

現実と理想の睡眠時間には1時間以上のギャップ

「睡眠」カテゴリ顕在層に平日の平均睡眠時間を聞いたところ、約6時間にとどまり、理想とする7時間以上の睡眠には、全世代で1時間以上不足していることが明らかになりました。

※加重平均は以下数値を代入して算出:
4時間未満(3.5)/4時間以上5時間未満(4.5)/5時間以上6時間未満(5.5)/6時間以上
7時間未満(6.5)/ 7時間以上8時間未満(7.5)/ 8時間以上(8)

睡眠に対する考え方では「健康維持意識層」が最多、「睡眠の質にお金を惜しまない層」は実際には少ない

次に、「睡眠」カテゴリ顕在層の睡眠に対する考え方が以下の4パターンでどれが最も近いか尋ねました。

1)【健康維持のために睡眠意識層】
2)【仕事や趣味を優先層】
3)【睡眠の質にお金を惜しまない層】
4)【手軽に睡眠の質追及層】

結果としては、【健康維持のために睡眠意識層】が33.3%と最多となっています。次いで【手軽に睡眠の質追及層】/【仕事や趣味を優先層】が続きました。一方で、【睡眠の質にお金を惜しまない層】は13.2%と少数派でした。

睡眠関連の商品を実際に購入している「睡眠」カテゴリ顕在層であっても、「お金をかけてでも睡眠を改善したい」という層は少ないということが分かります。

ここからは、こちらの睡眠の考え方を4つのセグメントととらえ、セグメント別の結果も見ていきます。

【手軽に睡眠の質追及層】では「サプリメントや健康食品」が上位に食い込む

睡眠の考え方のセグメント別で睡眠改善を目的として購入した商品を見てみると、全体では「枕」が最も多く、次いで「ベッド・マットレス」となっており、睡眠の質改善に寝具を購入する人が多いことがうかがえます。一方、【手軽に睡眠の質追及層】では、他セグメントよりもポイントは低いものの、「サプリメントや健康食品」が上位に入る点が特徴的です。大きな買い替えを伴う寝具よりも、日常生活に取り入れやすい商品を通じて、無理なく睡眠改善を図りたいという意識が表れていると考えられます。

睡眠の質を改善したい理由は「日中への危機感」

続いて、生成AIを活用した定性調査(DepthX)パートでの調査結果を見ていきます。

睡眠の質を改善したいと思った理由やきっかけを深掘りしたところ、多かったのは「夜眠れないこと」そのものよりも、翌日の「強い眠気」「集中力低下」「疲労感の蓄積」への危機感でした。実害が発生することが睡眠改善を願う直接的なトリガーとなっている様子が明らかになっています。

セグメント別にも特徴が出ており、特に【手軽に睡眠の質追及層】では、「慢性的なダルさ」があるにも関わらず、積極的に改善したい欲求というよりも、「楽になれるならなりたい」といった受動的なインサイトがみられました。

商品コンセプト評価は“手軽さ”が鍵

次に、睡眠の質改善を目的とした、睡眠改善グミの商品コンセプトシートを提示し、反応を見てみました。(※商品・コンセプトシートは生成AIを活用して作成した架空のものです。)

提示した商品コンセプトに対しては、「やや魅力的」と感じる層が一定数存在する一方で、改善の余地がうかがえました。

「水がいらない」「ポケットサイズで持ち運べる」「お菓子感覚で続けやすそう」といった手軽さや利便性は、ポジティブな印象として評価されているようでした。
一方で「寝る前(歯磨き後)に食べることへの抵抗感」が、メリットを打ち消す要因となっているようです。さらに、「グミ=お菓子」というイメージから効果に対する懸念も根強く、信頼性を高める工夫が求められることが明らかになりました。

まとめ

今回の調査では、睡眠に関する生活者の課題と改善意識が浮き彫りになりました。
平日の平均睡眠時間は約6時間と、理想よりも1時間以上短いという課題が見えてきました。一方で、「お金をかけてでも改善したい」という層は少数派です。

睡眠の質改善を目的とした商品コンセプトに対しては、「グミ」という商品から手軽さや利便性を評価する声が多く、手軽に睡眠改善というコンセプト自体は受容される可能性があります。
一方で、摂取タイミングや商品のカテゴリーに対しての信頼性不足は課題として認識されており、今回の「睡眠改善グミ」には改善の余地があると考えられます。

より商品特徴が伝わるコンセプトにブラッシュアップしていくことで、多くの生活者にとって手軽に睡眠を改善できる選択肢となっていくのではないでしょうか。

調査結果レポートではご紹介した内容のほか、「睡眠に関する情報源」、「睡眠の質改善のための行動」「睡眠の質改善理由・きっかけ マインドマップ」「睡眠カテゴリ顕在層のデータ分析結果」などをご紹介していますので、下部バナーよりダウンロードしてご覧ください。


コンセプト受容性調査には「デプスル」

コンセプト受容性を確認したいが、一般的なアンケートでは顧客インサイトが見えない…、インタビュー調査には時間とコストがかかる…というお声もよく耳にしますが、近年はAIを活用したデプスインタビューが注目されています。
「デプスル」ならV会員 約1.3億人(有効ID数)の購買データを使って、「競合商品」など特定商品購入者に対して、定量調査×生成AIのデプスリサーチが可能であり、ユーザーに確実にアプローチできます。さらに、従来は多大な時間とコストがかかっていたデプスインタビューとは異なり、実査開始から8営業日程度でサマリーまで納品可能です。

■こんな方にオススメ!
・定性インタビューを実施したいがコスト・スケジュール面で懸念がある方
・商品開発や研究開発に従事されている方
・コンセプト調査に興味がある方

「デプスル」について詳しく知りたい方はこちら
定量調査(Vアンケート) × 生成AIを活用した定性調査(DepthX)のハイブリット型リサーチ「デプスル」実施をお考えの方はこちら



※CCCMKホールディングスでは、セキュリティ上厳重に管理された環境のもと、個人を特定できない状態でマーケティング分析を行っております。
※本コラムに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
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根本 涼伽|マーケティングチーム
根本 涼伽|マーケティングチーム
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